設問(3)が大きく変わった。その意味と対応策を指導

技術士第二次試験総合技術監理部門上級対策講座
―コンピテンシー改訂・補足で
 令和7年度総合技術監理部門記述試験はどう変わるのか!!―

設問(1)〜(3)の解答に,どのようにコンピテンシーを落とし込むかを具体的に教えます。

セミナー概要

●講 師:小久保 優

技術士:建設部門,環境部門,総合技術監理部門

プロフィール

  • 技術士 建設/環境/総合技術監理 APEC Engineer(Civil/Structural)IntPE(Jp)
  • 労働安全コンサルタント 環境カウンセラー EBRD SIA JABEE審査員
  • ロシア黄金橋・アムール湾横断橋の計画・設計・施工の技術指導,韓国食品クラスター調査,インドネシアIABEE設立,日中技術テクノロジー会議等の参加等,国内外の技術指導・経営指導を行う。建設,経営等の専門書執筆に従事。

●受講料:35,000円(消費税込)(テキスト代含みます。)

録音・録画・撮影はご遠慮下さい。

セミナー日程

●日 時:2025年5月25日(日)10:00〜16:30 1日集中講座

●会 場:オンライン講座 自宅・職場 全国どこからでも参加できます。

オンライン参加には「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

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受講のおすすめ

総合技術監理部門試験の合格率は,12%から20%程度です。しかし,その受験者は,専門とする部門の技術士試験合格者です。技術士試験でも最難関試験と言える試験部門です。

総合技術監理部門試験では,提示された条件に自らの業務経験を交えて,20部門技術士の工学的視点のみならず,リスクマネジメントの視点による問題解決及び課題解決遂行能力と5つの管理技術を活用した応用能力で,設問の最適解を示す試験です。すなわち,工学技術以外の管理能力が求められ,様々な考え方を必要する試験と言えるでしょう。

一方,令和5年から,コンピテンシー(資質能力)審査内容が大幅に改訂され,出題内容(傾向)や採点基準が大幅に変更されました。令和5年度までは,問題(3)が2つに分かれていましたが,令和8年度からはわが国全体について方向性の評価を求めています。この内容は新コンピテンシーとその前文で評価してくれと言う意味です。本講座では,改訂されたコンピテンシーを分析し,総合技術監理部門の筆記試験の記述内容を説明します。設問(1)〜(3)に対する解答を作成するには,どのようにコンピテンシー(資質能力)を解答に落とし込むか,完成させていくかについて,わかりやすく解説します。

この講座を受講し,理解しておくと,総合技術監理部門の本年度の受験対策や解答の書き方が理解でき,効果的な試験対策が可能です。

セミナープログラム

1.総合技術監理部門の記述試験の概念
1)総合技術監理部門の出題傾向一覧表(毎年変化していない)
2.総合技術監理部門問題構造と新コンピテンシー
1)設問(1):体験した,あるいはよく知っている事業
2)設問(2):過去と現在を比較して○○の可能性
3)設問(3):○○の課題に対する解決策
3.具体的な記述内容(どう書くべきか)
設問(1):事業場の存在する理由
設問(2):経済性管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
設問(2):人的資源管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
設問(2):情報管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
設問(2):安全管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
設問(2):社会環境管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
設問(3):解決策(リスクコミュニケーション)は何を書くべきか?
4.総合技術監理上の問題点と解決策とは?
5.令和6年度技術士第二次試験問題[総合技術監理部門]の分析
6.令和6年度 総合技術監理部門の記述試験の分析と模範解答(参考)
◎ 質疑応答